事業概要
当社では、2017年より「農業のための降霜予報システム」の開発を計画しています。 本事業の特徴は、当社の得意のIT技術を使い、IoT環境を実現した気象観測を行い、そのデータを用いてAIを利用し降霜予報を行うことです。 降霜は局所的な現象であるため、畑に特化した予報のためには現地観測データが有効です。「明日霜が降りる」と情報があれば、農業生産者は農作物を不織布で覆うなどの対策をし、霜被害を軽減させることができます。
事業経緯
2017年
- アイディア、事業計画作成
2018年
- 2018年5月~6月 観測機器の1次試作作成、テスト
- 2018年7月~11月 観測機器の2次試作作成、テスト
- 2018年12月 つくばの農業生産者様の協力を得て、畑に観測システムを設置(つくばテストサイト)
2019年
- 2019年1月~ つくばテストサイトにて観測データ取得中 同時に観測システムのチェック
- 2019年5月 秦野市日立製作所ITエコ実験村に観測機器を設置、共同実験を開始
2021年
- 2021年5月 秦野市の観測機材を撤収(2年分のデータを収集し今後の計画の参考にします)